九州一周の旅 vol:7

6日目

テントの外から足音が聞こえる。

「ねぇ、起きて起きて!!!」

弟が外で叫んでいる。

重い瞼を頑張って開けようと努力しながら、同時にテントの外に出る。
空は雲ひとつない晴天。とても気持ちのいい朝だ。
だが床(コンクリート)で寝たせいで、昨日の雲仙岳登頂の疲れが全く取れてない。重たい体と瞼を動かしながら弟とpinetiger11の歩いていった方向に足を進めた。

足を進めた先には疲れや眠さを忘れるほど綺麗な光景が目に入ってきた。

写真では伝わりづらいが阿蘇山と雲海という絶景を見ることができたのだ。
弟が朝起きてトイレに向かわなければまだ夢の中だっただろう。この時ばかりは感謝だ。笑

朝から絶景が見れて、とてもスッキリした朝だ。いつも通り朝ごはんを作りながら、テントについた夜露を乾かす。今回泊まった場所には水道がなかったので、洗濯はできなかった。2日前に川で洗った洗濯物は昨日乾いていたが、生乾き臭がすごくもう一回洗いたかったが仕方ない。

ゆっくりと準備をして阿蘇山へと向かう。
やはり生乾き臭のする服を切るのはきつかった。なので阿蘇山への道のりでコインランドリーを探すことに。
久しぶりのまともな洗濯。個人的には結構嬉しかった。
そして車には充電できる場所が2つしかない。人数は3人なので一つ足りない。そして充電される速度もおっそい。毎回車に乗るたびに充電コードの争奪戦が繰り広げられていた。カメラもケータイもあと5%のところで耐えていたが、コインランドリーに電源をお借りすることに。

コインランドリーさん。本当にすみませんでした。そしてありがとうございました。笑

阿蘇山

さあ阿蘇山へ向けて車を走らせる。泊まった場所から阿蘇山までは30分くらい。あっという間だ。阿蘇の周りは草原?が広がっており、阿蘇独特の風景が広がっていた。初日に行った秋吉台の風景に似ている。草原の丘が広がっている感じだ。壮大な自然の中に道が一本通っていて、そこを車で走っている時の爽快感と言ったら何にも言い表せない。天気にも恵まれてめちゃめちゃいい天気。これまでの天気も全て晴天。朝の雲海もそうだが、俺たちはお天道様に気に入られてるに違いない。

頂上付近の「草千里ヶ浜」は乗馬体験もできて、阿蘇でしか味わえない風景を見ることができる。売店や阿蘇火山博物館もあり、家族連れも楽しめるような施設が多かった。ここでトイレ休憩をしていたら、gozy99の父から電話が入った。

「九州旅行で何か美味しいものでも食べな!」

と言って1万円を口座に振り込んでくれた。我ながらいい父を持った。笑
この旅で1万円と言ったら本当にできることの幅が広がる。ということで早速、馬肉の串焼き500円1本をを3人で分け分けした。笑
どこまで行ってもケチだ。笑

阿蘇山頂駐車場に車を止め、阿蘇山の火口を見に行った。
昨日も雲仙岳で活火山を体験したが、阿蘇山はまた一味違った。カルデラ地形で、いわゆる火山!!!という感じ。煙もモクモクしていて、火山ガスの影響で一つのゾーンが立ち入り禁止になっていた。2日連続で違う形の火山を見れたことに感激。

火口から上がる煙などは常に変化しているらしく、火口付近に水が溜まっていたりもするらしい。いくつかの状態と周期があるようだ。今度は水が溜まっているところを見てみたい。

南下

満足して南を目指すことにした。
阿蘇からの道のりはほとんどが山道だった。山の中をグネグネと車を走らせる。途中には阿蘇山から流れる綺麗な川が何本もある。これまでの記事を読んだ方ならわかるだろう。3人は我慢できずに川へ飛び込む。とりあえず渓流釣りをして (当然のようにボウズ) それから遊んで。水は冷たくて夏の暑さを和らげてくれた。

山道はまだまだ続く。日も暮れ始め、そろそろ今夜の寝床を探さないとならない。地図を見ながら泊まれそうな公園や広場を探す。それと同時に魚がいそうなポイントも探す。寝床よりも先に釣れそうなポイントが先に見つかった。一斉に車から飛び出し、釣竿を持って川へ繰り出す。これだけ頑張っていたら魚の姿ぐらい見せてくれたっていいのに。薄暗くなっていたので川を登る時間は残されていなかった。手には釣竿だけを持って車に戻ることに。明日も山道が続きそうだから、釣りは明日の楽しみにすることにした。

結局、山の中で公園は見つからず、道路脇の休憩スペースに車を止めテントを張った。
この日の夕飯はカップラーメン!毎日同じ夕食に飽き飽きしていたのでちょっと嬉しかった。それに準備が楽で片付けも楽チン。ライトをつけると大量の虫が寄ってきたので、ライトを自分たちのいる場所から離し、月明かりとほんの少しのライトの光でお湯を入れた。食べている最中にgozy99の手に大きなカミキリムシが止まった。まず第一にいきなりでびっくり。そして第二になんか痛い。びっくり+痛い=カップラーメンぶちまける。幸い麺はほとんど食べきった後だったのだが、肌寒い山の中でのカップラーメンのスープは本当に飲みたかった。今考えてもショックだ。笑

今日も1日はしゃいだおかげでよく眠れそうだ。

寝る前に調べたら、ここら辺一帯は渓流釣りの名所らしい。夕方の1匹も釣れなかったことは忘れることにして明日の朝は早く起きて魚を狙うことに。

明日も早くから1日が始まりそうだ。

872km / 2,330km

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